投資先ってこんなにあるの?注目の6種類を紹介
投資というとかつてはお金持ちがするものというイメージがありましたが、今は少額でも投資できるものが増えています。
家計を少しずつ節約すれば、誰でも投資することができる時代となりました。
たとえ少額でも投資することで、資産を増やすことができるのです。
ここでは投資先を6種類取り上げてみます。
まずは日本の株式です。投資といえば株をイメージする人は多いですが、基本的に株式を発行する企業の業績によって株価は連動します。
業績が好調であれば株価が上がり、逆に業績悪化で株価が下落するのです。
ただし、業績が好調であっても、過大に評価されると株価が上がり過ぎて、割高になると株価が下落することがあるので注意が必要です。
続いてはアメリカの株式です。
アメリカの株も日本の株と同じで、会社の業績によって株価が変動します。日本の株と異なるのは、為替の影響を受ける点です。
例えば円高ドル安時にアメリカ株を購入し、円安ドル高になって売却すると株価が下がっていても為替差益を得られることがあります。
もちろんその逆もあることに注意が必要です。
さらに投資信託も注目の金融商品です。
投資信託とは、個人投資家から集めたお金をファンドマネージャーが運用するものです。ファンドマネージャーの腕によって運用成績が変わってくるという特徴があります。投資信託の投資先は、日本の株だけではなく、欧米の株や新興国の株や世界の債券や不動産など様々です。
簡単に購入できないものであっても、投資信託を介することで投資可能となります。
4つ目は金(ゴールド)です。
ゴールドには金利がなく、値上がり益のみだけで利益を得られます。
有事の金という言葉がある通り、金融危機など世界情勢が悪化すると買われて価格が上がるという傾向があります。株式や債券とは異なった値動きをするため、分散投資先の1つにゴールドを保有する人は少なくありません。
5つ目は外国のお金(FX)です。
FXとは、Foreign Exchangeの略称であり、日本語だと外国為替証拠金取引と呼びます。異なる国にお金を売買することで利益を得ます。
金利水準や経済状況など、国の力関係によって価格が変動するという性質があります。一般的に金利が下がると通貨は下落し、通貨によっては金利収入が得られます。
最後は一時期非常に注目を集めた仮想通貨です。
仮想通貨とは、ブロックチェーンと呼ばれる技術を基盤としたデジタル上の通貨のことです。
日本円や米ドルといった国が保証する法定通貨とは異なり、国の金利状況などではなく、購入したい人の増減やイベントなどで価格が動くという特徴があります。
このように、投資先には色々なものがあり、しかもいずれの商品も少額から購入可能です。少額であれば家計に与える影響も少なく、失敗しても大きな痛手にはならないでしょう。